ニワノトリ

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(ハロオタが)一人で行ったCONNECT歌舞伎町MusicFestival

先週の土曜日(10/6)に、新宿歌舞伎町で行われた、CONNECT歌舞伎町MusicFestivalに行ってきました。
ので、レポートというか、ちょっと感想文を書いてみようかと思います。

CONNECT歌舞伎町はコマ劇場前広場に設置されたユナイテッドステージと5つのライブハウスを自由に行き来できる、音楽フェスです。


CONNECT 歌舞伎町 Music Festival

 

私の目当ては大森靖子さん。
大森さんはユナイテッドステージのトップバッターだったので、最初は、大森さん聞きわったら、適当に会場をぶらぶらして、夕方には帰ろうかなと思ってました。

 

が、結局、22時近くまで会場にいました。

 

楽しかったんですよ! すごく。
これはできるだけ長くいないと損だと思って、終電ギリギリまで粘りました。もしも、来年開催されるとしたら、私はフェス初心者の方に自信を持ってお勧めしたいと思います。

 

タイトル通り、私はただのライトなハロオタなので、今回のフェスに参加する人間としては結構スペック低い方だと思うんです。

・基本、ハロプロ関係の曲しか聞かない(大森さんを知ったきっかけもハロプロでした)
・参加するアーティストで聞いたことがあるのは大森さんだけ
・ライブはアイドルと大森さんのライブしか行かない。
・ライブハウスに行ったのは過去一回だけ(大森さんの対バンで……)
・もちろん、音楽フェスなるものに行くの初めて。
・地方民なので歌舞伎町に立ち入るのも初めて(新宿に行くのも三回目くらいでしょうか……

正直、参加するのも恐れ多かったんですが……木曜日と金曜日に開催されてた大森さんのライブに行けなかったので、思い切ってチケット買ってみたんです。
馴染めなかったらどうしようとか、知らず知らずフェスのルール(?)破っちゃったらどうしようとか不安満々だったんですが、行って正解でした。

 


触れたことのない音楽を生で聞いて、足を踏み入れたこともないライブハウスに行って、普段、歩くことのない街を歩いて、世の中にはいろんな世界があるもんなんだなーと一日中ずっと感心してました。
全部で10組くらいのアーティストさんのライブを覗かせてもらったんですが、一口にライブと言っても、グループによって世界観が全然違って、すごく新鮮で、一人ひとりの出演者の方が、歌とか楽器とか世界観とか、それぞれの武器で真剣勝負しに来てるから、見てて全然飽きなかったです。

 

っていうか、私が今まで見てきた世界が狭すぎたんでしょうねたぶん……。
まあ、そんなぬくぬく暮らして来た私でも、ふらふら楽しめたので、とても初心者に優しいフェスであったと言えるのではないでしょうか! 

 

■個人的に良かった点

・トイレが混んでなかった
一点目これかよって感じですが……いや、10時間くらいウロウロしてたので、時間ロスせずに会場を回れたのはストレスレスでとてもよかった。

・色んなアーティストとライブハウスが見られる
私が見たアーティストは、全部で10組くらいでした。すべて最初から最後まで見たわけじゃないですが……。普段、ハロプロしか聞かない私からすれば、一日でこんなにたくさんのアーティストさんの音楽を、しかもライブで聞けるなんて奇跡です!(笑)
普段行くライブ会場がだいたいホールなので、いくつもライブハウスを回れたのもすごく楽しかったです。一口にライブハウスと言っても、それぞれ、雰囲気が全然違うんですね。ライブハウスもバンド文化も無縁な環境で育ってきたので、生音がガンガンなる中で楽しそうに踊っている人たちを見ながら、私が毎夜、インターネットをしている一方で、地面の下ではこんな楽しそうな宴が催されていたのか……とカルチャーショックさえ受けましたw 

・出入りがしやすい
初心者にとってこれ重要ですね。会場に行ってみたはいいものの、やばい、このアーティストは上級者(?)向きでは!? と焦る羽目になった場合も、そっと会場を抜けられるので、気軽に色んな会場に足を運べました。入場規制が入った会場もあったようですが、全体的に、会場の後ろの方には余裕があったので、演奏の途中でもすっと会場に入れて、たくさんのアーティストさんの空気が知れてよかったです。

・昼間から堂々と屋外でビールが飲める
気づいたら、野外ステージに、缶ビール片手にライブ見てる人がたくさんいた。
そうか、お酒飲んでいいんだ! と気づき、私も慌ててビール買いに走りました(笑
昼間から町のど真ん中でビール飲みながらライブを見るのは、気持ちよかったですよ!

・お店がたくさんある
新宿だから当たり前ですが。コンビニも飲食店もたくさんあるので、忘れ物をした場合でもすぐに買いに走れます。ご飯を安くあげようと思えば、いくらでも安くあげられるし、常に財布の寂しい私としては、とてもありがたかったです。もちろん居酒屋もたくさんあるので、会場で意気投合した方がいた場合、帰りに一杯やってく? とかも気軽にできそうです。私はずっと一人寂しくウロウロしてましたが。

・曇ってた
当日は晴天でもなく雨天でもなく……おかげで、野外ステージでも、暑くもなく、焼けることもなく……個人的には、すごくちょうどいい天気だなと思いました。台風がずれてよかったですよね。これは運営者の方の日頃の行いが良かったんでしょうか。


■気になったアーティスト

全部で、10組くらいのライブにお邪魔したでしょうか。
中でも特にまた聞きたいと思った二組の感想文を忘れないうちに書きました。
いや、どのアーティストも楽しかったんですけど、初心者への分かりやすさという点含めて、印象に残ったのはこの方々でした。

大森さん目当てに行ってるので、大森さんが気になるのは当然というか当たり前なので(別に目当てで行っていなかったとしても気になってしまうような存在感のある人だと思ってますが)、大森さんの感想は別記事で書きます。(※書きました → これ


ZAZEN BOYS

 

印象に残って当然だボケ

 

と言われてしまいそうですが……(すみません)。
いや、すごかったです。
正直、一曲も知らなかったんですが(本当にすみません)、全曲、惹きこまれました。

 

このフェスに来る前から、 “ZAZEN BOYS”とか “ナンバーガール”の名前自体は聞いたことがありました。
でも、正直、聞くのを避けてました……。なんていうか、インテリ文系でサブカルにも通じている人が「ナンバガ」という単語を、こう、ツウに通じるおしゃれワードとして使っているイメージがあって……。
オタクの私には縁のない世界さ、ふん。と思って勝手に聞くの避けてたんです。

 

が、私、間違ってた、間違ってたよ! 

 

初見だろうが初心者だろうが、一瞬で感じ取れるくらい、すごさがすごかったです(日本語おかしい)。
ベテランの風格っていうか、味っていうか、深みっていうか。
一見、ふつうのおっさんたちなのに(すみませんすみません)なんでこんなにかっこいいんだろう……って思いながらステージ見てました。
ZAEN BOYSのステージを見て、かっこいいものをかっこいいと感じるのに、クラスタなんて関係ないんやって思いました。
サブカルとかオタクとか気にせず、もっと早く聞いておけばよかったなあ。
Connect歌舞伎町だって、私、ただのオタクだし、基本が在宅だし、どうしよう、馴染めるかなってビクビクしてたけど、そんなに大袈裟にビクつく必要なんてなくて、ただライブ見て楽しめば良かっただけじゃんって思った。
私の中で、10月4日はZAZEN記念日です。

 

っていうか、Buono!(※ハロプロのグループです)の『初恋サイダー』のMVで、元ナンバーガールの方がギター弾いてくれてたのって、あれってすごいことだったんですね。初恋サイダー発売されて二年越しでようやく気付いたよ……。
当時、ハロオタ界隈でもちょっと話題になってましたが、そこまでは盛り上がってなかった気がする。うーん、もったいない……。

 

 

ZAZEN BOYSのHP → http://www.mukaishutoku.com/zazenboys.html

ライブの中で聞いた曲の中で特に耳に残った曲


はあとぶれいく - 向井秀徳アコースティック&エレクトリック - YouTube

 

ハロオタらしく『初恋サイダー』のステマもする。田渕ひさ子さんとももちの共演。


Buono! 『初恋サイダー』 (MV) - YouTube

 

□ザ・チャレンジ

まさか、このバンドを「印象に残ったよ!」とブログに書くことになるとは……。
失礼ですみません。でも、会場の後ろの方で彼らの演奏を見ながら、まさかこの類の曲(っていう言葉も失礼ですが)で自分がこんなに楽しめるとは思わなかった……ってずっと思ってました。

 

ハロオタを名乗っといてこういうこというのもなんなんですが、私はどっちかっていうと、ストレートな歌詞とか、応援歌よりも、ちょっと捻ってあったり、ドロドロしてたりする曲の方が好みなので、彼らが歌っているようなど直球な曲って、正直、好みではないんです。
『キラキラ』とか歌われても、自分がキラキラしてないから、全然ピンとこないし……。


とか言いつつ、今、私は『キラキラ』のMVをBGMとして流してます。
あれ、おかしいな…… ハマってる……? 

 


ザ・チャレンジ 「キラキラ(LIVE ver.)」 14.06.04 渋谷O-WEST - YouTube

ちょっとアイドルのライブとノリが似てる気がする

 

いやー、ライブ、楽しかったです。
捻くれ者ブってる私のキャラは、彼らの作り出す楽しさの中にあっという間に飲み込まれて行きました(弱)。
とにかく、フロントマンの彼が会場を盛り上げるのがうまいんですよ。表情から振付からMCから、ひたすら会場を盛り上げることに徹してて、これはファンの子たち、毎回、ライブに行くの楽しいだろうなと思った。
実際、フロントマンの彼と一緒に踊るファンの子たちは、とても楽しそうで、見てて微笑ましかったです。
フロントマンの彼が盛り上げるのがうますぎるから(笑)、他のメンバーはバンドに集中してるっていうのもバランスもいいなーと思った。

 

なんていうか、全体的に、あのアホさ加減がいいですよね(失礼)。
『メジャーデビュー』っていう、メジャーデビューがしたいっていうことをひたすら歌っている曲で、そのまま「ビクター!ソニー!」とか叫びだすもんだから、思わず笑っちゃった。
曲前のMCでやたらと会社名だすなあとか思ってたら、まさかの前ふりだったっていう(笑)。
ふざけてるけど、本当に音楽好きなんだろうなあっていうのも伝わってきたし、音楽に対して真剣で、それと同じくらい真剣にふざけている姿っていうのは総じてとても楽しくて、最終的には何かかっこよかったです。
なんか、こういう楽しさとかっこよさはBerryz工房に通じるものがあるなあと思いました。
……私の中では最大の褒め言葉なんですが、あんまり、バンドやってる人にこういうのは言わないほうがいいのかな……。
まあ、とにかく、楽しかったです! 

 

新宿LOFTって聞いたことあるけどどんな場所なんだろうなーくらいのノリで、どのアーティストが演奏するのか調べずに会場に行ったんですが、(大森さんのあと)最初に見たアーティストが彼らでよかったです。

ライブハウス自体に慣れてなくて会場に入るのもおっかなびっくりって感じだったので、最初に見たのがもっと鋭角なバンドだったら、「やっぱりライブハウス怖いよおおおおおおおおお」ってなって、私、ずっとユナイテッドステージにはりついてたかもしれません(笑)。
彼らのホームページにも書いてありましたが、初心者にもやさしいバンドですよね。
入口も広ければ懐も深い感じ。


今日、フロントマンの彼(沢田チャレンジさんとおっしゃるそうです)がラジオするそうなので→詳細、ちょっと聞いてみようかと思います。


ザ・チャレンジ | The Challenge



感想文は以上です。
とにかく、想像以上に楽しめて私は大満足でした。素敵なフェスをありがとうございました。

 

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