ニワノトリ

ハロプロ、大森靖子さん、宇多田ヒカルさん、amazarashiなどのJ-popの楽曲レビュー・考察、ライブレポなどを書いているブログです。カテゴリ「このブログについて」に記事のまとめと更新情報があります。ご連絡はTwitter:@ok_take5、メール:tori.niwa.noあっとgmail.comまで(http://n1watooor1.exblog.jp/は愚痴用になりました)。

(ハロヲタが)一人で行った「EXTRA!!! 2014 final event 〜NIGHT〜」(ぱいぱいぱいチームの感想)

昨年まで、ハロプロしか聞かないみたいな生活を送ってたんですが、今年は大森靖子さんにハマったことがきっかけで聞く音楽も行くライブも幅が広がりました。

 

というわけで、12/29に行われた「EXTRA!!! 2014 final event 〜NIGHT〜」@渋谷Starlaungeに行ってきました〜。

 

私の目当ては、大森さんきっかけで知ったぱいぱいぱいチームでした。
先日、このブログにも書いた通り(→この記事)、ハリエンタルラジオからたくさん音源もらったんですが、その中にぱいぱいぱいチームの音源が入ってまして。それがやっぱりよくて。
ラジオでも音源が良かったらライブ来てねって言ってたので、ライブに行ってみることにしました。俺、素直! 
地方住まいとはいえ、東京行こうと思えば行ける距離に住んでるんだから、行けるなら行っとかないともったいないよね。
実際、行ってみたら、すごく良かったです。個人的にセトリがすごい俺得で最初から最後までクライマックスだった〜。

 

 

というわけで、ぱいぱいぱいチームの演奏の感想書きたいと思いました。

他の出演者の方の感想も書いてみたんですが、如何せん、相変わらず長いので……
とりあえず、今回はぱいぱいぱいチームの感想文だけにしました。

 

 

それでも長いです。(5000字ある)(誰が読むのか)

 

 

以下、セトリ順につらつら感想を書きました。
セトリは確か、

 

1.ミッドナイト清純異性交遊
2.タイミング
3.エモ(笑)
4.秘密のウ・タ・ヒ・メ
5.long vacation
6.ボーイゾーン
7.PAINPU

 

……だったと思います。たぶん……。

 

 

**


1.ミッドナイト清純異性交遊

 

名曲キターーーーーーー! 
ということで、大森靖子『ミッドナイト清純異性交遊』のカバーでスタートしました! テンション上がるお。
最初の「やっぴーーーーーー!」から台詞まで再現度高くて、でか美さんの大森靖子リスペクト感伝わってきました。
大森さんのボーカルは感情がそのままぶつかってくるような、クールさの中にも熱がふつふつと滲み出してくるような印象があるんですが、でか美さんの柔らかいボーカルの中にもクールさが垣間見えるような印象。
同じ曲でも、ボーカルが違うと印象が変わりますね。


以下、(長い)余談ですが。

バンドが来来来チームのみなさんなので、ポイドル(大森靖子と来来来チーム)ver.の『ミッドナイト清純異性交遊』を演奏していたんですが、ポイドルver.は、オリジナルver.より最後のサビが一回多くて、「黒髪少女で妄想通りさ君だけがアイドル」で終わるんです。
元曲の方は「世界だって君にあげる ミッドナイト清純異性交遊」っていう、「私」が「君」に世界をあげようとするところで終わるんですけど、ポイドルver.は「妄想通り」な君を見つめて終わるっていう。
そんなポイドルver.の『ミッドナイト清純異性交遊』を大森さんの一番弟子であるでか美さんが歌うっていうのは、すごくいいなって思いました。
『ミッドナイト清純異性交遊』は曲自体が一つの世界で、大森さんが作り上げた一つの曲=一つの世界を道重さゆみという唯一無二のアイドルに捧げる……そんな曲だと思います。だから、そんな『ミッドナイト清純異性交遊』をカバーするバンドは、『ミッドナイト清純異性交遊』の向こうに、「さゆのために名曲を作り上げるなんてすごいことをやってのけてしまった大森さん」を見つめ、思い描きながら歌うことになると思うんです。それって、大森さんが、この曲を歌う人にとっての唯一無二のアイドルになる瞬間だと思うんですよね。
そして、『ミッドナイト清純異性交遊』を歌う人たちは、大森さんというアイドルに力をもらって、これから、(大森さんや『ミッドナイト清純異性交遊』とは異なる)「私」だけの「世界」を作るために、頑張って活動していくことになる。

だから、「世界だって君にあげる」で終わるオリジナルver.より、「君だけがアイドル」で終わるポイドルver.をでか美さんが歌っている姿は、個人的には何かすごくしっくりきました。
なんていうか、でか美さんの大森さんリスペクトの向こう側に、どんなでか美さんの「世界」が始まるんだろうっていうワクワク感があった。

 

一曲目から感想長いですが一言で言うと、とにかく、「良かった!」です。


2.タイミング

 

どっかで聞いたことある曲のような気がする……
と思いながら前奏聞いてたら、いきなりハリエさんが歌い出してビビりましたw ハリエさんが歌い出しとは予想してなかったw 
しかし、まさかのブラックビスケッツのカバーが来るとは! 懐かしい!
世代的にど真ん中なのでテンション上がりました。

女性ボーカルはでか美さんが、男性ボーカルはハリエさんが担当してたんですけど、ハリエさんの力のこもったボーカルとでか美さんの柔らかいボーカルの落差に妙な脱力感があって、この曲に合ってるなあと思いました。
呑気さと冷静さが同居してる感じの曲なので、来来来チームの演奏にも雰囲気が合ってて、カバーするべくしてカバーしたんだなーと思った。そして、ハリエさんの天野っち感がすごかった。

しかし、今、改めて聞くといい曲ですね、タイミング。家帰ってからYouTubeでリピートしてしまった。

 

3.エモ(笑)

 

ハリエンタルラジオで音源もらったやつからすごい好きな曲だったので、生で聞けてうれしかった。
「空が落っこちても」って歌うでか美さんの立ち姿がかっこよかったですー。
これってでか美さんの作詞なのかなあ? 曲自体もすごくいいと思うんですけど、でか美さんが歌うと説得力が増す感じがします!


フリーターとか、バンドマンとか……そういう人って、「夢ばっかり見てないで現実見ろよ」って言われがちだと思うんですけど、そういう人にとっては自分の中にある夢の方が現実だったりすると思うんですよ。
ただ、そういう夢は一般的な現実にはすぐには還元できないから(お金を稼げなかったり、とか、結婚できなかったり)、いつの間にか、「夢」が現実逃避の道具になったり、自分の今の立ち位置を正当化するための言い訳になっちゃうことがあると思うんです。

 

いきなり何を言い出したんだって感じですが。

 

髪を振り乱して「エモ(笑)」を歌うでか美さんの姿や、来来来チームの勢いのある演奏を聞きながら、そういう自分の中にある、夢みたいなものを、言い訳に貶めてたまるか、みたいな。自分の夢をただの夢じゃなくて現実を生きるための夢に変えてやる、みたいな。そういう決意みたいなものが伝わってくる感じがしました。

 

4.秘密のウ・タ・ヒ・メ

 

まさかBerryz工房のカバーです!
まさかベリの曲が聞けるとは思わなかったあああああああ。
ということで終始ニヤニヤしてました。振りコピは自重した。
オリジナルには、ベリメンたちの幼さゆえの妖しいドキドキ感が漂ってる(偏見)んですが、でか美さんが歌うと、「秘密のウ・タ・ヒ・メ」大人ver.というか。ピュアさもありつつも、しっとり感があってよかったです。

 

そして何より。

この曲、Berryz工房のコンサートだと、Aメロに「L・O・V・E ラブリー ○○○」っていうコールが入るんですよ。
でも、ぱいぱいぱいチームでもコール入れるのかどうか分からなくて、一回目は周りを伺おう……と思ってたんですが、いきなり、ステージ上から、「L・O・V・E ラブリーでか美!」ってすごい力強いコールが聞こえてきて、再びビビりましたw 
ハリエさんがマイク越しにコール入れてたww でか美さんよりも声大きいww こんな腹式呼吸のコール聞いたことねーよっていうくらいいい声でしたw

このステージ上コールシステム楽しいですね。ぱいぱいぱいチームならではの発想って感じ。

 

5.long vacation

 

今回、ぱいぱいぱいチームがやった曲の中で一番好きでした! 
よかったよね!! この曲すごくよかったよね!? (と周りに確認したい)
特に最後のサビの「弾けないギター ごめんね 言えない」のところで、バンドが盛り上がって行くところがかっこよかった。「弾けないギター」を歌うでか美さんの後ろでギターがガンガン鳴ってるところに私は痺れた。

long vacation」は、「弾けないギター」「飲めないリタ」(?)みたいな、私の目の前にあっても、私にはどうしようもできなくて意味がないもの。あるいは、「振り向かない君 好き」みたいに、私の中にあってもその先には進めらえない感情。みたいな。
そういう、自分ではどうしようもない行き詰まりがたくさん歌われてて。
そして、同時に、その裏側に、行き詰まりだと分かっていても(分かっているから)膨れ上がる気持ち、みたいなのが、溢れている。
そんな曲だと思うんです。

で、そういう、行き詰まりの外側に溢れ出す気持ちとか感情みたいなものが、でか美さんのフェイク?と来来来チームのみなさんの演奏の中で爆発してる感じがして……聞いててすごく気持ちよかったです! また聞きたい! 

 

6.ボーイゾーン

 

これもポイドルのカバー(というのか?)でした。

でか美さんの「しっかりしーてーよ ボーイ」が決まってました。
でか美さんの声だと、大森さんver.より、「しっかりしろよ」と叱咤されてる感が増す気がします(大森さんver.だと、叱咤+「お願いだからしっかりしてよもう」っていう懇願感があるような気がする?)。

あと、この曲は来来来チームの皆さんの「くすぐったい くすぐったい」っていうコーラスがいい! 本当に「しっかりしてよ」って言いたくなるっていうかw 
しっかりしてよっていう歌詞に反して、来来来チームの演奏と声にどこか呑気さがあるのがいいなあって思います。

 

7.PAINPU

 

PAINPUだー! 会場も一番盛り上がってました。

でか美さんがかわいさを最大限に引き出す曲ですよね! 
私もやったー!と思ってテンション上がったんですが、でか美さんをリフト?したりするライブハウス上級者向けのパフォーマンスが始まり、私はあわてて会場後方に退避してあわあわしてましたw 初心者にはレベルが高かった……。

 

***


全体的に

 

私はぱいぱいでか美さんを見るのは初めてだったんですけど、衣装がすごかったです。
ZARAのワンピースがビリビリに破れている! ブラが見えてる!!! 


エロい! 

 

……と言いたいところなんですが、私が、すごいと思ったのは、ブラジャー丸出しなのに、全然いやらしくないところでした(誉め言葉のつもりなんですが誉め言葉になってるだろうか……)。
ぱいぱいでか美さんって、名前からしてすごい性的な匂いがするし、衣装もそんな感じだったんですけど……パフォーマンスが凄く堂々としてるし、来来来チームのみなさんもちゃんとバンドだから、セクシャルさだけで人を惹きつけている感じはまったくなく。
むしろ、胸とかブラとかパンチラを見に来た人の目線をパフォーマンスの方に惹きつける力がある! と感じました。

「ぱいぱいでか美」って、明らかに男性つけられた名前っぽくて、男性目線を意識した名前に見えるけど、別のそういう男性の欲望をそのまま体現するために「ぱいぱいでか美」っていう芸名にしたわけではないと思うし……でか美さんは、むしろ、「ぱいぱいでか美」という名前の中に読み込まれる欲望みたいなものを、そのパフォーマンスでひっくり返しちゃうような、そういうバンドウーマンになって行くような人なんじゃないかなー……と私は勝手に思いました。

 

しかし、物販で見かけたでか美さんは、想像より小さくてびっくりしました。スレンダーなので、勝手に背が高いイメージを持ってたんですが、細くて小さくてかわいかったです。
そして、緊張して何も物を言わない私にもやさしく対応してくださいました……。
うん。ぱいぱいぱいチームのDVDを買ったんですけど、ハリエさんからDVDを買った時点で結構緊張してて、ハリエさんにもでか美さんにも、ひたすら「ありがとうございます」しか言えなかったよね……。
前回の大森さんの握手会でかなり反省したので(→これです)、とりあえず、「ありがとうございます」は言おうと決めてたんですが、結果、何を言われても「ありがとうございます」しか返さないドラクエみたいな人になってしまった……。
ライブよかったです、とか言いたかったんだけど……本人目の前にすると何も言えないチキンな自分が悲しいです。
文字にすると長いのにw 
でか美さんのアルバムも買いたかったんだけど、本人から買うのはハードルが高くて回避してしまった……。次の機会があれば、もう少しましなこと言えるように頑張りたいと思います。

 

 

***

 


大森さんとピントカ目当てで大晦日の新宿ロフトのチケットを取っていたんですが、そのイベントにでか美さんも出られるそうなので、もう一回でか美さんのパフォーマンスを見られることになりました。楽しみです。

そして、今回のぱいぱいぱいチームのパフォーマンスを見て、もしかして、私はバンドが好きなのかもしれない……と思うようになりました。ハロプロで初めて現場行ったのもBuono!だし……。生バンドってかっこいいし、私、音楽のことはよく分からないんですけど、分からない人にも分かりやすい迫力があるよね。

来年も、色んなライブにいけたらいいなあ。

 


***

 

また感想文が長くなった……もう大晦日だ!

今年は、特に音楽方面で色んな出会いがあって、それをきっかけに私の人生も色々と動き出しました。
文フリの感想のところでも書いたんですけど、今年、ハロプロとか大森さんきっかけに色んな人にインターネット上でお会いできたのは、私にとってとても意味のあることでした。
今年一年間、ありがとうございました。

私は、明日は、上記の新宿ロフトのイベントと、大森さんのリアルカウントダウンに行ってきます!
新年は阿部和重の新刊と文フリの戦利品を読んだり、大森さんの『洗脳』についてたDVD(楽しみにとってた)とか、ぱいぱいぱいチームのDVDをみたりして過ごそうと思います。

 

みなさま、よいお年を! 

 

ベリの武道館、はずれちゃったので、何とかとれるといいなあ……。

 

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