ニワノトリ

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【ライブ感想】Berryz工房デビュー10周年記念スッペシャルコンサート2014 Thank you ベリキュー!in 日本武道館(後編) その1

Berryz工房デビュー10周年記念スッペシャルコンサート2014 Thank you ベリキュー!in 日本武道館(後編)に参戦してきました! 

いやー……楽しかった。暑かった。疲れた(笑)。肩がもうすごい筋肉痛です。

安定感のある歌、個性溢れるダンス。クールな曲から盛り上がる曲まで物にしてしまう、Berryz工房の「プロフェッショナル」なアイドルっぷりを見せつけてくれる、とても楽しいライブでした。

 

以下、レポートというか、感想文です。
長くなってしまったので、二つの分けました。

この記事(その1)ではセットリストの感想を書いてます。

その2ではメンバーの感想とまとめを書いてます。→ その2へ。

 

■開演前

開場1時間くらいまえに会場に到着。武道館付近はすでにオタTであふれてました。
Berryz工房二回目の武道館! なのに、オタTのほとんどが一回目の武道館の時のTシャツという(笑)。見渡す限り、今回の武道館Tシャツ着ている人はほとんどいなかったです。やっぱり、クールじゃなくてもいいからカラーTを着たいと思う人が圧倒的に多いみたいですね。タオルは今回のを持っている人が多かったような印象。

客層は想像していたよりも、女の子が多かったです。やっぱり、女の子の数が多いと客席も華やぎますねw ももTにももち結びしてる子とかいて、かわいかった。 

私の席は1階スタンド席(東)でした。武道館に行ったことがなかったので、実際に席に着くまで、ステージまでどのくらいかわからなかったんですが……想像以上に近かった! 肉眼で十分に楽しめるので、今回はあんまりスクリーンを見る余裕がなかったです。
スタンド席1階の東、西で一番おいしいのは、やはり、ステージ横の花道が近いことでしょうか。メンバーがかなり目の前まで来てくれてオタ歓喜、みたいな感じの席でした。
ステージの中央からアリーナ席の真ん中へ伸びている花道を横から見られるのもかなりおいしかったです。ベリメンが花道にずらっと並んでいるのを見るのは壮観でした。やっぱり、Berryz工房は横一列に並んでいる姿が絵になりますね。

 

以下、セットリストのネタバレあります。

 

 





■開演

ステージ上に、回転する円錐(?)みたいなセットがあって、それに乗ってベリメン登場!! 衣装可愛い!!(今回のライブは全部衣装がかわいくて、メンバーに似合ってて、すごく良かったです) 

 

1. 愛はいつも君の中に
2. ああ、夜が明ける
3. ゴールデンチャイナタウン

愛はいつも君の中に」で重厚に始まり、「ああ、夜が明ける」と「ゴールデン チャイナタウン」という、セレブリティな(?)二曲へという流れ。
盛り上がっていくぜえええ!というよりは、静かに夜の幕が上がっていく感じのクールなスタートでした。その分、「ああ、これから夜がはじまるんだ!」という、じりじりとしたワクワク感がありました。
この三曲をさらっと歌いこなすベリメンがかっこよかったです。

 

4. 超HAPPY SONG℃-ute登場)
5. The Power/℃-ute
6. WANT!/℃-ute

そして、さっそくの℃-ute登場。
ここから、ゲストがたくさん登場してくるので、そういう意味でも、「盛り上がっていくぜえ!」とテンション高い感じではなく、クールな曲でライブが始まったのはすごく良かったと思います。ゲストが来てくれると、豪華でうれしいんですが、Berryz工房のライブとしてはどうしてもちょっと流れが途切れてしまうので……。

私、生で℃-uteを見るのは、ほぼ初めてだったんですが、さすがのパフォーマンスでした。
ダンスと歌が一糸乱れない……! ベリはメンバーの個性とアクの強さで聞き手をベリーズワールドにひきこむ感じですが、℃-uteは5人のパワーでぐいぐい責めてくる感じですね! 同期なのにここまで違うグループになったのかと、見ていて面白かったです。 

超HAPPY SONGが終わったところで、℃-uteメンバーからベリーズへのありがとうコーナーがありました。
お互いに、これまで色んな思いがあっただろうけど、今だからこそ言える思いとか、感謝の気持ちが沢山あるんだろうなーっていうのが伝わって来て、感慨深かった。 

 

7. ハレーションサマー
8. TODAY IS MY BIRTHDAY
9. 付き合ってるのに片思い

そして、再びBerryz工房のパフォーマンスへ。
ハレーションサマー」のイントロが流れた時に、会場がどよめいたのが印象的でした。
私も、「ハレーションサマー、生で聞いちゃったんだから!」とすごく誰かに自慢したい。さきちゃんの「どうしよっかな」も、ももの「やーだーやだーわーーーーーあーーーーあーー」も生で聞いちゃいました(自慢)。
サングラス王子熊井ちゃんを軸に、小芝居で会場を沸かせてくれたのもベリらしくて良かったです。熊井ちゃんの舞台映え半端ない。

TODAY IS MY BIRTHDAY」は正直、マイクスタンドを使ってのパフォーマンス。この曲、ちゃんと聞いたの一回くらいしかない気がする……! ということで、初聞き状態でしたが、かっこよくて楽しめました。雅ちゃんが「私のBIRTHDAYー」って歌った時の、妙な迫力が今も心に残っています。

そして、「付き片」! あー、念願かなって、ももの「せぇの!」からの「いえいえいえいえー」ができましたー!! うれしい。
ここに来て、初めてのライブの鉄板曲というか、安定して盛り上がれる曲が来たので、観客席もわっと盛り上がって楽しかったです。

 

10. 恋したい新党/ハロプロ研修生
11. ロックの神様/Buono!

ハロプロ研修生のこの曲、私は知らなかったんですが、相変わらずつんくさん面白い曲書きますね。家帰ってから、つべで検索かけてしまいました。ハロプロ研修生の研修生らしからぬ安定感にはいつも驚かされます。

 

そして。

 

 

Buono!

Buono!

キターーーーーーーーーーーーーーー! 

ロックの神様キターーーーーーーーーーーーーーーー! 

武道館でロックの神様キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー! 


愛理が「青空にど根性、見せつけてやれー」って歌い出した瞬間、ああ、Buono!だ、Buono!がいる……って実感して、胸が高まりました。
愛理が「見せつけてやれー」って歌いだした時のあの希望にあふれてる感じ! 
ももはももち結びだけど、この曲の間は確かにBuono!のももでした。はあ、ももの声かっこいい……。
そして、「私たちには武道館」って歌いながら、会場に向けて手を広げる雅ちゃんの姿に感動。
みやびちゃんのオシャレ感ともものかっこよさと、愛理の青春感でやっぱりBuono!はバランスがいいなあって思いました。

ああ、でも、一曲聞いてしまうと欲が出る……やっぱり、Buono!単独でのライブが見たい……。 

 

12. Passward is 0/モーニング娘。'14
13. MADAYADEモーニング娘。'14

前編でもゲストに娘。が来ていたそうですが、後編でも登場してくれました。
ベテランのベリや℃-uteやBuono!にも負けない横綱感はさすがでした。

が、MADAYADEが終わった後のMCで、さゆの声が掠れていて……続けてしゃべりだした飯窪さんの声まで掠れてて、や、休ませてあげた方がいいんじゃ……? って心配になりました。
Berryz工房だけでもう十分すぎるほどに盛り上がるし、℃-uteも来てくれてるし……娘。を見られたのはうれしいけど、本当にゲスト出演するのがベリと娘。双方にとって良かったのかどうかについては、正直ちょっと疑問が残りました。

でも、 “MADAYADE”の歌い出しの生田は、素晴らしかったです……。なんだ、あのハマりっぷりは……。香音ちゃんも歌が安定してたし、かわいかった。鞘師は貫禄ありましたねー。

あと、MCでももちvsさゆが見られたのはうれしかったです。

 

14. 胸さわぎスカーレット
15. 世の中薔薇色

さあ、本番が始まるぜ! と言わんばかりに、ここから定番曲、人気曲、良曲など目白押し。
胸スカのイントロのあのポクポク音(木魚みたいなやつです……)が流れだしたときに、観客のテンションが急上昇するのが感じ取れました。

そして、そこからの、まさかの「世の中薔薇色」!
もう、オタたちが一気にはじけてたよね。ああ、これがベリのライブなんだな、オタがベリに求めているのはこれなんだな、って思いました。

 

16. 普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?

私はこの一曲を、武道館で、生で聞けただけでも大満足です。
思わず、サイリウム振るのも、コール入れるのも忘れて、見入ってしまいました……活動停止を発表したベリメンが、この曲を堂々と歌っている姿には清々しさすら感じました。
あの、サビのパンチの振り付けが好きなんですよ。ああ、ベリメンはこれからBerryz工房という枠組みを飛び出して行くんだ、今、その準備をしてるんだって、感動しました。
特に印象的だったのは梨沙子とももかなあ。梨沙子はとにかく圧巻! これが歌姫かという歌い上げ方と、余裕を感じさせる表情にすごく引き込まれました。一方で、ももはすごく楽しそうに歌って踊っていて、同じ曲でも、ベリメンの中でこんなに違うんだなあって、面白かったです。

 

17. スッペシャルジェネレ~ション
18. ジンギスカン
19. 本気ボンバー!!
20. cha cha SING

「普通、アイドル……」の後に、ベリキューの思い出の写真をつなげたVTRがあったので、それを見ながら一休み……と思っていたら、映像が終わった途端始まるスッペ。
正直、油断してたので、私は、「……ッペ!シャ!ル!ジェネレーション!」と途中からしかコールに参加できなかったんですが、精鋭のオタの皆さんはちゃんと「スッ!」から入っていて、「さすがです……」っていう感じでした。

このタイトルの並びを見れば分る通り、ひたすらの盛り上がりゾーン。どの曲もひたすら楽しい。もう楽しい。振りコピにコールにと俄かに忙しくなりましたw 

 

21. ライバル
22. 一丁目ロック! (℃-ute再登場)

これで本編ラストです。

「ライバル」では、サビを観客に歌わせてくれたし、一丁目ロックではサビでオタのみなさんが歌う(?)ところがあるので、ベリの歌声とともに、観客の歌声も聞けました。うん、オタのみなさんが太い声で歌う「ライバル」、とても「嫌いじゃない」ですw 

そして、「一丁目ロック!」は、活動停止を発表した後に聞くというのもあって、「すべてうまく行け!」も、「願うだけじゃ始まらない貫き通すさ」も「始まったばかり」も「時間が足りない」も、「ダイスキにダイスキになってほしいの」も「こんな私に気付いて~ね」も、一つひとつの歌詞がすごく響きました。
ベリと℃-uteが一緒に歌う「仲間が居ればHappiness 負ける気がしない」「仲間と共にEndless 始まったばかり」って歌っている姿にはぐっときました。

 

23. Be 元気<成せば成るっ!>
24.友情 純情 oh 青春 

そして、アンコールで、この二曲。

……の間に、メンバーひとりひとりからの挨拶があったんですが。
それが、すごく、すごく良かったです。
みんなの一言ひとことがとても丁寧で、「今日のこの一回のライブを忘れたくない、忘れてほしくない」っていう気持ちが伝わってきました。
ハロプロって元々ライブが多いし、最近はイベントも多いし……特に、ドルオタの場合、ライブに参戦した「回数」ってすごいステータスを持っていると思うので、一回、一回のライブの大切さって見失われがちな気がします。
もしかしたら、ベリメンたち自身にとっても、どこかそういうところがあったのかもしれない。

だからこそ、ベリメンが、活動停止を前に、一回のライブの大切さをもう一度取り戻そうとしているのかなって思いました。

私も7人のMCを聞いて今日のライブの楽しさも、今日見たBerryz工房たちの姿も忘れたくない!と思ったし、これからも、私はそんなに現場に行けないんですが、今まで行けなかったライブの数を数えて嘆くんじゃなくて、行けたライブ、行けるライブの一つ一つを大切にしていこうって思いました。


その2へ

 

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