ニワノトリ

ハロプロ、大森靖子さん、宇多田ヒカルさん、amazarashiなどのJ-popの楽曲レビュー・考察、ライブレポなどを書いているブログです。カテゴリ「このブログについて」に記事のまとめと更新情報があります。ご連絡はTwitter:@ok_take5、メール:tori.niwa.noあっとgmail.comまで。

Maison book girl『レインコートと首の無い鳥』@『elude』の一つの解釈

Maison book girl『レインコートと首の無い鳥』の一つの解釈/藪の中へ駆け込み訴え(ない) この記事では、2018/06/20にリリースされた、Maison book girlさんのシングル『elude』に収録されている、『レインコートと首の無い鳥』についての解釈を書いてい…

’18年2-3月日記 その2:縷縷夢兎 3rd exhibition ''YOURS"

■2月9日(木) 恵比寿のKATA galleryで行われていた、ハンドニットブランド "縷縷夢兎"、三回目の個展 "YOURS"を見に行った。 上の写真は、個展の会場で私が自分のスマホで撮ったものだが、四枚のうち、一番下の写真が気に入っている。左下にスマホを構えた…

大森靖子 "draw (A) drow" について

2017年8月30日に発売された、大森靖子さんのシングル、 "draw (A) drow"について書いているブログ記事です。 www.youtube.com gyao.yahoo.co.jp ******* そこを超えたら、二度と元の場所には戻れない。そんな瞬間がある。誰かが空に向かって学校の屋上の縁を…

’18年2-3月日記 その1:青柳カヲルさん「0:00」

私が人生で初めて絵を買ったのは、2018年1月20日。土曜日の夜のことだった。東京駅では、スーツを着たり、お土産物をいっぱい手に抱えたりした人が、それぞれ違う方向に向かって、一心不乱に歩いていた。私は彼らの邪魔にならないように、駅弁屋さんの向か…

「超歌手大森靖子 MUTEKI弾語りツアー」中野サンプラザ公演(2018/1/20)に行ってきた

Twitterで、 大森さんの中野サンプラザ公演に急に行けることになったけど、すでにSold Outだった! みたいなことをつぶやいたら、親切なフォロワーさんのお陰で行けることになった。大森さんを好きになった頃からフォローしているフォロワーさんだったので、…

大森靖子「流星ヘブン」@『MUTEKI』に思うこと

www.youtube.com 以下は、大森靖子さんの「流星ヘブン」(@アルバム『MUTEKI』)という曲に対する、私の一つの解釈である。 『流星ヘブン』には、キリスト教における「神」そしてイエスのイメージを感じる。 喉が渇いたけれど 汗よりも涙よりもからだのある …

大森靖子『君に届くな』を「私に届くな」と聞いてみる。

「そこは君自身の家で、君は逃げ出した自分自身を待っているのかもしれない」*1 ■大森靖子『君に届くな』@『キチガイア』について 私が笑ったり 私が泣くのが私のことだなんて許せない 何度も何度もリピート再生してきた曲が、その曲を気に入っている自分を…

Buono! “I NEED YOU”について(改)

Buono!の “I NEED YOU”は、Buono!の二枚目のアルバム “Buono!2”に収録された、岩里祐穂作詞、AKIRASTAR作曲の楽曲である! “Buono!2”には、Buono!のメンバー3名がそれぞれメインボーカルをとる曲が収録されていて、そのうち、ももちこと嗣永桃子がメインボー…

「ドグマ・マグマ」(@大森靖子『kitixxxxgaia』)の宿題(勝手に)

www.youtube.com 世界が消えてった夜も"世界が消えた"ということがあった大森靖子「ドグマ・マグマ」(アルバム『kitixxxxgaia』より) 大森靖子さんのニューアルバム、『kitixxxxgaia』(キチガイア)の一曲目、「ドグマ・マグマ」の上記の歌詞を受け、私は…

マーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』についての覚書(ネタバレはありません)

1月26日(木)に、マーティン・スコセッシ監督の『沈黙―サイレンス―』を見た。まさか、ここまで忠実に原作を再現しているとは思わなかった。切支丹のことも、遠藤周作のことも、よっぽど綿密に取材し、考証したのだろうと思う。 chinmoku.jp 遠藤周作の原作…

19歳のあの子を思い出す時、あの子はいつも縷縷夢兎を着ているだろう/東佳苗監督“Expiation in a dream”@『muse.vol.1』の感想文

“Expiation in a dream”越しに、私の青春の記憶を引っ張り出すと、私がこれまでに出会った 「あの子」は皆、縷縷夢兎を着ていたのだということに気が付く。 「縷縷夢兎を着ていた」とは、比喩である。 縷縷夢兎を着るように、あの子は生きていた。 「あの子…

「行方」は誰のものでもない/松居大悟監督『アズミ・ハルコは行方不明』(2016)の感想

2016年、12月に公開された『アズミ・ハルコは行方不明』(松居大悟監督)の感想・概要(あらすじ)・解釈を書いています。ネタバレ少しあります。

縷縷夢兎 個展「rurumu 2nd Exhibition"PLAYHOUSE"」を見て来た一般的な感想

原宿ROCKETで11月25日から30日まで開催された縷縷夢兎の個展、「rurumu 2nd Exhibition"PLAYHOUSE"」を見に行ってきたので、感想文を書きました。 www.fashionsnap.com -------------------- 個展に行った次の日に小説を読んでいたら、ある兄と妹が次のよう…

大森さんとロッタラブ/大森靖子『TOKYO BLACK HOLE TOUR』@ZeppTokyoの感想文です

昨日、2016年11月18日にZeppTokyoで行われた、大森靖子さんの、2016年全国ツアー『TOKYO BLACK HOLE TOUR』のファイナルに参戦してきたので、感想文を書きました。 感想っていうか、ほぼ一人語りですが。 ※一曲、セトリのネタバレがございます。ご注意くださ…

follow the pink methuselah /大森靖子「ピンクメトセラ」の感想文です

2016/8/24に発売された、大森靖子さんのシングル『ピンクメトセラ』を聞きながら考えた雑感をまとめた記事です。 『ピンクメトセラ』は、大森靖子さんが声優をするWebアニメ「逃猫ジュレ」のテーマソング。 "ピンクメトセラ"は、「逃猫ジュレ」に出て来るピ…

その壁を超える前に振り返れ。/大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」の感想~延長戦~

大森靖子さんのアルバム『TOKYO BLACK HOLE』の一曲目、「TOKYO BLACK HOLE」の感想文です。 ------------ ある小説を読んでいたら、こんなセリフが出て来て、 「TOKYO BLACK HOLE」のことを思い出した。 […]「おそろしくなるほどごうまんだなあ」とつぶやい…

『葛城事件』(赤堀雅秋監督)の感想

2016/6/18(土)に公開された、映画『葛城事件』(赤堀雅秋監督)を観に行って来たので、感想文を書きます。 普段、このブログで書いてるハロプロや大森さんとは全く関係ない映画ですが、見たらどうしても感想を書きたくなったので書きます。 本当に感想しか…

一人で行ったBarbate Rock 5th Anniversary ~Hign Mirage~ /大森靖子さんのライブの感想文です。

2016年5月29日(日)にZepp DiverCity TOKYO で行われた、大森靖子、Gotch、SPECIAL OTHERS、モーモールルギャバンの4マンライブBarbate Rock 5th Anniversary ~Hign Mirage~に行ってきました。 www.creativeman.co.jp 出順は、1.モーモールルギャバン2.Gotch3…

大森靖子「夏果て」@『魔法が使えないなら死にたい』の感想文/少女は夏果てに辿り着き、おっさんは季節を繰り返す

このブログでは、大森靖子さんの『魔法が使えないなら死にたい』の感想を一曲ずつ書いていくシリーズっていうのをやっていまして、この記事は、このアルバムの6曲目、「夏果て」の感想文を書いています。 www.youtube.com 大森靖子「夏果て」は、おっさんが…

大森靖子「SHINPIN」@『TOKYO BLACK HOLE』の感想 / Game OverとContinueの間にいるような気分で聞いてます

3/23に発売された大森靖子さんのアルバム『TOKYO BLACK HOLE』に収録されている、「SHINPIN」という曲が好きなので、その感想文を書きました。 ■“戦車の東京タワー”って本当の話 「SHINPIN」には、こんな歌詞がある。 戦車の東京タワー 見殺しにした夢 この…

「生kill the time 4 you、、❤」を聞いて地球で息をする方法を知る/大森靖子「生kill the time 4 you、、❤」@『TOKYO BLACK HOLE』の感想文

大森靖子さんのニューアルバム、『TOKYO BLACK HOLE』が、2016年3月23日に発売されます! その中から、「生kill the time 4 you、、❤」("いきる ざ たいむ ふぉーゆー" と読む)のMusicClipが公開になりました。 www.youtube.com いい曲!いい曲なの!とに…

"TOKYO BLACK HOLE"を聞くと、ピントカの "hayatochiri"のことを思い出す。

Walkmanの再生ボタンを押すと流れ出す、脳を引っ掻くような “hayatochiri”のギターの音は、いつも僕を新宿に連れて行く。 大森靖子&THEピンクトカレフ「 hayatochiri 」MusicClip 大森靖子 & THE ピンクトカレフが解散したあの生暖かい春の夜、僕は新宿ロフ…

「愛してる.com」を聞いて言葉を失った話

これまで、わたしが、大森靖子さんという人の作った、一つひとつの大切な一曲の、一つひとつの歌詞を、端から端まで切り刻むようにして聞いてきたのには、それなりにわけがあるのですが、大森靖子さんという人の作った、『愛してる.com』という曲を聞いたあ…

20代の終わり的 大森靖子「愛してる.com」MusicClip感想文

~以下まえがき~ 僕が10代の頃にはTwitterなんてなくて、MDプレイヤーをくるくるリピートしては、この曲をこんなに愛してるのは僕だけだって思い込んでいた。真っ暗な部屋でイヤホンを両耳にさして、フレーズとフレーズの間の息遣いの中に、言葉にできない…

「地獄の犯科帳〜し天王の罪と罰〜」を観に行った~「サブカル低所得」という言葉の話

■「地獄の犯科帳」というお芝居と「サブカル低所得」 2016年1月10日に 新宿眼科画廊で行われた「地獄の犯科帳~し天王の罪と罰~」というお芝居を観に行ってきました。 410no.theshop.jp し天皇の一人であるゴブリン増田こと増田ぴろよさんによれば、「美術…

アンジュルム/福田花音『わたし』は全ドルオタへの最強のプレゼントだ(と勝手に思っている話)

■アイドルの「卒業」を目の前にした、オタたちの苦悩について アイドルが卒業を発表したり、結婚を発表したりするたびに、TwitterのTLは大騒ぎだ。「やめないで!」「でもあなたの決断を応援したい!」の二つの気持ちの間で、揺れるオタたちのツイートは実に…

モーニング娘。'15の秋紺に参戦して、私がモーニング娘。に会った日のことを思い出した!

2015年11月3日にパシフィコ横浜で行われた、「モーニング娘。'15 コンサートツアー秋 ~PRISM~」に参戦してきました。 ……といっても、この記事はコンサートのレポではなく、参戦して、昔を思い出したヲタの自分語りを延々と書いているだけです。 本当に只の…

かわいさと浸食/東佳苗監督“Heavy Shabby Girl”の感想文?です。

※黒宮れいさんの衣装について、一部、間違ったことを書いていたので、訂正させて頂きました。赤字部分です(2016/10/16) 2015年10月21日の夜に、渋谷のシネクイントで上映された「シブカル映画祭。with SPOTTED PRODUCTIONS」を見てきました。 shibukaru.co…

(ハロヲタが)一人で行った大森靖子ちゃんファントークイベント「ファンタジー★ミッドナイト」

2015年10月3日に行われた“大森靖子ちゃんファントークイベント「ファンタジー★ミッドナイト」”というイベントに行ったので、その日の日記を書きたいと思います。 funfunfunme.chobi.net ■開演前 会場のネイキッドロフトは新宿駅を降りて、歌舞伎町を抜けた先…

『ワンダフルワールドエンド』(松居大悟監督)の「ワンダフルワールドエンド」って何だということを延々と考える記事

松居大悟監督の映画『私たちのハァハァ』の公開を記念して、テアトル新宿では、松居監督の『ワンダフルワールドエンド』が、1週間限定上映中です。この記事では『ワンダフルワールドエンド』の感想文を書きつつ、「ワンダフルワールドエンド」ってなんなん…